2010-09-18 Sat 22:55
とんと日記を書かない・読まないようになっちゃった昨今ですが皆様いかがお過ごしでしょう。 mixiはリニューアルのたびに本来主眼だったはずの日記機能がどんどん手の届きにくい路地裏に追い遣られててどうにも具合がよろしくない。 あとコイケヤの新作の厚切りチョコポテトもよろしくない。 両者とも手遅れにならないうちに目を覚まして欲しいもので。 さて、コミケ明けからこっちの内容をすっ飛ばして今日の日記。 できるとこからこつこつと。 今日は銀座で展覧会3つ巡って帰りに原宿寄ってきました。 銀座の展覧会は、 ●「昭和・メモリアル 与勇輝展」 松屋銀座8階 ● 「荒井良 作品展」 銀座・兜屋画廊 ●照沼ファリーザ写真展「食欲と性欲」 銀座・ヴァニラ画廊 の3つ。 与さんは10/4まで、荒井良さんは10/19・明日まで、ファリーザさんのは今日までの展示でした。 与さんの展示はメインタイトルに恥じない内容。 8歳で終戦を迎えた与さんの半生を凝集させた内容の濃い展示になってました。 展示構成も素晴らしい。 暗めの場内に入るや出迎えてくれるのは、二重橋を背景にしたモーニング姿の昭和天皇と、GHQをバックにしたマッカーサー元帥。 これだけでもう、展示の主題をすっぱりと提示し切っている。 それを下敷きにして展示群を俯瞰する(ぼくの場合勝手に俯瞰になりますが)と、与さんがこれまで作ってこないでいた、生生しい戦中から戦後すぐの昭和が気がつけば自分の周りを取り囲んでいる。 何かをはっきりと訴えるわけではないけれど、そう云うじわじわとした生の姿が、膝から下に温かい泥のようになって溜まっているのを感じた。 これだけのものと向き合うのは大変な作業であったと思われる。 終盤に連作として展示されていた、現代、午後の電車車内を捉えた人形たちはどれも人間臭くて、それぞれの人生を背負っている。 質量共に圧巻の展示。 会場を出ると入り口に与さんご本人。 いつも作られる人形のごとく柔和な方でした。 挨拶して退出。 松屋銀座を出て兜屋画廊。 銀座8丁目なので駅で云うと銀座より寧ろ新橋の方が近いくらい。 荒井さんの張子作品は京極堂シリーズの表紙でも知られる作。 白澤とかいたよ! 狂骨や鉄鼠があんなに大きい作品だとは思いませんでした。 スモウロイドDOS-KOYを眺めてるとたまたま時を同じくして会場に来られてた井桁さんに声をかけられる。 そこからは井桁さん・荒井さんとぼくの3人でなんかもう色色と。 妖怪話とか現世を跋扈する物の怪の話とか民俗とか制作法とか。 気づいたら17時が迫ってたのでさよならの挨拶してヴァニラ画廊へ。 ヴァニラについたらもうじき終了のアナウンス。 大判の額が多かったけど、客入り多く距離が取れないので近い距離で鑑賞。 グロとエロと、食と性と。 きみのこと食べちゃいたいくらい好き、比喩じゃなく。 という愛もある。 ちょうど見終わった辺りで17時、搬出作業に移る直前でファリーザさんに挨拶。 サトシさんが連絡を入れてくれてたらしく、暫く人形やらの話を。 短いけれど充実。 銀座線で表参道、千代田線に乗り換えて明治神宮前へ。 6%DOKIDOKIをちらっと覗いてからtest,で新作帽子を眺める。 Jonesの2nd Lineがちょっと気になった。 で、test,斜め向かいの、7月にオープンしたTETRAGRAMMATONへ。 日本から撤退して久しかったアルケミーゴシックを扱ってたり。 TwitterでRTされてて気になってたお店。 地下の瀟洒な空間。 オーナーの西園寺さん・デザイナーの北条さんとお話。 mixiコミュ、Twitterアカウントもある様子。 ●[mixi] TETRAGRAMMATON ●TETRAGRAMMATON (tetragrammaton_) on Twitter テトラグラマトンとは日本語で云うと神聖四文字、つまりYHYWのことですね。 たしかインディ・ジョーンズ最後の聖戦でも出てきてたような。 神の名を踏んで進めとか何とか。 ぁ、あれYHYWじゃなくてイエスのスペル踏めってシーンだったっけ。 1回観たきりなのでうろ覚えです。 昨晩の夜想骨董市オープニングもわりと濃い内容だったのですが、それはまた追い追い。 |
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