
デザインフェスタ Vol.23 於・東京ビッグサイト。
明日も出展してます。
ブースは変わらずC-454、『上海乗風界水中心』です。
1日目、無事終了。
です。
無事と云うか何と云うか。
ブース組んでみたらサイズがやや大きく、両隣に多大な迷惑を。
そうでなくとも迷惑な見てくれなのに。
すみんなさい両隣さん。
亜雪さんのアクセサリも評判上上の様子。
ブースも人目を引くらしく、結構皆さん立ち止まって行かれました。
一人でブースを守ってたとき、ふと思い立って人形になってみました。
動き、停止。
注目度異常に向上。
楽しいー。
まぁ、楽しかったのはいいとして。
つまりこれは、人形と人間の境を一度暈してみると云う試みだったわけで。
予想通り見ていく方がたどなたも、
「え、人形? 本物?」
「や、だって動いてないし、息してないみたいだし」
と。
動かなければ人形?
息をしていなければ人形?
意思を感じられなければ、人形?
では、死体と人形の差異は?
最後の問いに、鑑賞者の一人は、こう答えました。
「死体は腐っていく。 人形は腐らない。」
勿論、この定義は肉で人形を作れば崩れる。
人形と人間の境は、存外あやふやなもの。
生と死も、内と外も、さまざまな概念の境は、取り敢えずの共通認識で成り立っている。
が、その境の緩衝地帯は案外広く、両端に鉄条網も柵も、線引きすらない。
それでは、社会が成り立たない。
共通認識を壊されては、困る。
困るのは、誰?
まぁ、そこまで突っ走ってくれる人は少ないとは思いますが。
定義と云う咒のあやふやさ、境の脆さを、今までよりもう少し面と向かって捉えて欲しいな、と。
そんなことを考えながら、人形に近づいてみました。
明日も恐らく、同じようなことをするでしょう。
変な肩の凝り方するけどね。