2008-05-22 Thu 16:25
写真は別途で。 アルバム作りますので、少少お待ちをば。 Design Festaへの出展、滞りなく‥てほどでもないですが、無事に今回も凌ぎました。 新作人形は結局2体。 しかも片方は当日朝6時に完成、もう一体に至っては会場で組み上げて完成は14時と云う体たらくでした。 いっそのこと開き直って会場での組み上げ作業を公開パフォーマンスとしてみたり。 逆に考えるんだの精神。 見られちゃってもいい、と‥。 金曜晩から土曜日にかけてはほぼ寝ずに作業。 まぁそれは想定の内として。 問題は現地についてからでした。 後ろ壁がない。 実は後ろのブースが使ってるであろう壁を利用した展示方法を考えてたのですが、この目論見が見事に外れまして。 保険かけてなかったので10分くらい脳内がパニック状態でした。 騒がしい騒がしい。 とりあえず工芸社さんの当日備品貸し出しに飛んでって、メッシュパネルをレンタル。 ハラハラしたものの何とかブース構成可能になって一安心したところに中野&とりか到着。 ミサイルは早朝のメールやり取り以降全く連絡取れず。 寝てるかなー。 とりかに大幅に手伝ってもらいながら、何とか10時過ぎにはブース建て込み完了。 竹のフレームにかけたS字フックにテグスを掛け、そこに人形を吊り下げていく。 雪崩みたいな感じ。 一先ず10体の人形をディスプレイし終えて、ミサイルが来ないのをいいことにC-521側に白布を敷き、そこにどっかり座り込んで新作の組み上げ作業を開始。 ぁ、今回のブースが急遽2ブースになった理由ですが。 もともとC-522のみだったのですが、1週間ほど前にDF事務所から「たまたま隣がキャンセル出した」と連絡が入りまして、折角なのでどうとでもしてくれ、と。 これ幸いと周りに声をかけ、中野の『嘘屋』と吉田ミサイルのなにかを引き込んで、見世物小屋的な一帯にしてみたわけです。 僥倖僥倖。 C-521は吉田ミサイルの「なにか」。 ●吉田ミサイルの世界 C-521.5は、わたしこと美少女の『上海乗風界水中心』。 ●上海乗風界水中心 C-522.5は、中野の『嘘屋』。 ●中野の鼻。 人形制作実演は、お客さんの関心も高く、やった甲斐がありました。 人形の制作風景って公開してる人あんましいないような気がしたので、球体関節人形への理解を深めてもらうためにも有用と判断して実施。 所定の効用は得られたかと。 知人から「この環境でよく集中できますね」と云われましたが、音響に関してはニコニコの作業用BGMの方がよっぽど気が散ります。 わざとやってるだろ、うp主連中。 今回展示した人形は計11体。 そして、全ての人形に名前が付きました。 暫定名でなく。 作ったのが古い順に、 ・とりこ ・ゆびなわ ・対人形『阿(あ)』 『ロ云(うん)』 ・日輪(にちりん) ・三体合体人形『巴(ともえ)』 ・三体組人形『不可視(ミエズ)』 『不可云(ユエズ)』 『不可聴(キコエズ)』 ・鬼子(おにご) ・月輪(がちりん) です。 縦読みとかは入ってないので気にしないように。 なんだミユキって。 今気付いた。 月輪のアクセサリは、日輪に引き続き『Ayuki for dolls』の制作です。 日輪に比べて若干控えめの、涼しげなデザイン。 現地で組み上げ作業を行った月輪は、前回のデザフェスで姿を消したどてっぱら風穴子(仮)のリコンストラクチュアです。 Re-constructure。 首の据わりの悪さがだいぶ改善されてます。 そして何より、名がつきました。 うん。 あと、今回のブースは幕の内側に入れるようになってました。 暗くて狭くて落ち着きます。 布を壁から張ってない分想定よりも狭くはなっちゃいましたが、たまに入って中で佇んでました。 やはり、あの「内側からの視界」と云うのは取り入れて行きたい要素なのです。 人形を全て展示し終えて、スライド歩法でするすると会場内行脚。 蒸し暑かったので汗だくになりました。 首から上にはなるべく汗を掻かない感じで頑張りましたが、やっぱ流石に汗ばんだ。 汗パンダってやだな関係ないけど。 中野の嘘屋は大盛況。 みんなそんなに嘘に飢えてるのか。 終了間際、吉田ミサイル到着。 酷い体調不良でずっと寝てたそうで。 明日の荷物を持ってきたけど、何か思うところがあったらしくそのまま粗方持って帰ってました。 前回の轍から、人形を全てトランクに仕舞いこんで、ブース内幕に閉じ込めて退出。 2日目はうろつきと人形化をメインで過ごしました。 わたしの人形のサイズは、大体が40cmほど。 そう大きくはない。 ディスプレイで人目を惹かせる工夫がいる。 人形化はその一端でもあるのですが、それより何より、やはり境界線上に自分を置くことによる揺らぎを、自身楽しんでいるところが大きい。 うろうろ歩き回るより余程体力を使います。 おかげさまでよく分かんないとこがもりっと筋肉痛です。 で、そんなことやってたら中野から「Googleで『デザフェス』を検索すると、関連検索に『デザフェス 人形師 美少女』が出てくる」と知らされて軽くきょどりました。 隠しカメラはどこですか。 2日目で漸くお披露目の吉田ミサイルの作品は、自身。 『作品C-521』を展示してました。 初期設定のままでは何も入力されておらず、意思疎通用のスケッチブックに記された内容を示すことでしかコミュニケートできない、C-521。 コマンド入力用の小振りなスケッチブックに入力を繰り返されていくことで、少しずつキャラクタが固まっていく。 散歩できるようになってからは会場内あちこちで色いろやらかしてたみたいですが、まぁその辺は当人のレポートを待とうかと。 嘘屋は嘘の廻しすぎで、中野の灰色の脳細胞にダメージが。 残り1時間くらいで終了して、以後は『受付』になってました。 色んなものを受け付ける。 受理しまくり。 するだけね。 撤収作業は例によってさっくりと‥と云う予定だったのですが、流石に色いろと無理が溜まってたらしく、体が重たかったです。 許しを請うと中野が素晴らしいオーラを放ちつつ「‥赦そう。」と。 暫く「赦せ」「赦そう」ばっか云ってました。 楽しい。 次回の参加はどうしようか例によって帰り際ぽゃーっと考えてたのですが、帰りのTWRの中でミサイルとぽつぽつ喋ってる内に方向性が見えてきたり。 次回もたぶん参加します。 うん。 さて、来月の夜イベント用にまた人形作りますか。 その前に上池亭の掃除だがねー。 いくらなんでもそろそろ片付けないと、遭難者が出そうだ。 |
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